国営昭和記念公園 (立川市)
東京
子ども達が個性に応じて遊べる大型遊具
イチョウの木が点在する場所に、新たなバリアフリータイプの遊具が完成しました。もともと、この場所には中村製作所が20年ほど前にはじめて車椅子対応の遊具を設置した場所でもあります。階段とは別にゆるやかなスロープがあることで、車椅子の利用者や幼児が遊具に取り付きやすくなっています。遊具全体を街にみたて、小山と船着場があり、その近くには機関車を模した遊具を配置。また、点字と触地図のサインは健常者にも、この遊具のコンセプトを伝える役割も果たします。緑のすべり台が付いたタワーのような遊具は今年の春に設置しました。こちらは児童向け遊具です。どちらの遊具も木々が点在する設置環境のなか、遊具としての楽しさや存在感を損なわない遊びの構成を巧みに配置しています。バリアフリータイプの遊具は「みんなの原っぱ」南の「わんぱく遊具」に、タワーの遊具は「子どもの森」に設置されています。